インフルエンザウイルス感染の症状
インフルエンザにかかったときの症状は普通の風邪と似ている部分も多いのですが、その特徴を見ていくと普通風邪との違いははっきりと区別できます。
インフルエンザウイルスに感染したときの典型的な症状として、まず一番に挙げられるのが急な発熱です。
インフルエンザの症状
インフルエンザウイルスが原因ウイルスである場合、最も典型的なパターンとして、突然38℃からときに40℃以上の高熱を発します。
発熱と同時に悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛や全身の倦怠感がおこり、続いて咳やくしゃみ、鼻水、喉の痛みといった、風邪の症状が現れます。
倦怠感などの自覚症状はかなり重く辛いのですが、健康で体力のある人なら安静に保つことにより、5日から1週間で回復します。ほとんどの場合、約1週間で軽快しますが、重症化すると肺炎、脳炎・脳症などを起こすこともあります。
通常の風邪との違い
通常の風邪とインフルエンザとは症状は似ていますが、はっきりと違うところがあります。もっとも大きな違いが『突然の発熱』です。
普通の風邪が、喉の痛みやくしゃみ、鼻水から始まり、そのまま主症状として続くことが多いのに対して、インフルエンザはまず悪寒、頭痛とともに急に高い熱が出ます。また関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などの全身症状が強いのも、風邪と違うところです。
インフルエンザの怖さ
インフルエンザウイルス感染においてもっとも注意すべきは、その感染力の強さと、肺炎や脳炎などを併発して重症化する場合があるということです。
高齢者、および全ての年齢層において呼吸器や循環器、腎臓に慢性疾患を持つ人、あるいは糖尿病のような代謝の持病がある人、また免疫力が弱い人の場合、インフルエンザの感染によって病状の悪化することに加えて肺炎などの感染症を起こすおそれが高く、大変危険です。
子供では中耳炎を起したり、熱性痙攣や気管支喘息を合併する場合がありますが、さらに深刻なのが急性脳症です。
こどもの場合、インフルエンザによって急激に悪化する急性脳症が増加することがわかっており、毎年報告されるインフルエンザ脳症患者50人から200人のうち死亡率は10〜30% にもなります。研究が進められてはいますが、いまだに原因は不明です。
これらを見ても、インフルエンザウイルスが通常の風邪のウイルスとは別のものだということの想像がつくことと思います。通常のインフルエンザの場合、健康で体力があればそれほどおそれることはありませんが、こと高齢者、持病のある人、乳幼児に関しては、しっかりとした予防策をとることが極めて重要なことになります。
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