インフルエンザ フェーズ6とは
新型インフルエンザなどの感染症が拡大してゆく段階をフェーズ1から6で表し、フェーズ6は『パンデミック』、すなわち大流行のことをいいます。
インフルエンザのパンデミックでは過去の例から見ても感染者はもちろんのこと、死者も多数出ると考えられるため大きな脅威となります。
過去のインフルエンザパンデミック
過去に起こったインフルエンザのパンデミックとしては1918年のスペイン風邪が有名で、
死者は全世界で4000万人にものぼり、日本国内でも39万人が亡くなりました。
その他には1957年アジア風邪、そして1968年の香港風邪では死者は約100万人にのぼりました。
新型のインフルエンザは10〜40年の周期で現れていますが、過去の例と比べて現代では
交通機関の発達、人口増加や都市への人口集中などによりウイルス感染の蔓延するスピードが非常に速くなり、
その分被害も大きくなると予想されます。
フェーズについて
感染病が発達してゆく警報レベルである『フェーズ』はWHOによって次のように区分されています。
フェーズ1
人感染のリスクは低い(パンデミック間期)
フェーズ2
人感染のリスクはより高い
動物間に新しい亜型ウイルスが存在するが人感染はない
フェーズ3
人−人感染はないか、きわめて限定的(パンデミックアラート期)
新しい亜型ウイルスによる人感染が発生する
フェーズ4
人−人感染が確認されているが、その範囲が限られている
フェーズ5
かなりの数の人−人感染がある証拠がある
フェーズ6
一般社会で急速に感染が拡大している(パンデミック期)
パンデミックに備える
いったん世界中に広がったウイルス感染は、簡単に収まることはなく長期化は避けられません。
季節性の傾向があるインフルエンザの場合は、北半球と南半球で季節が反対になる関係で、
一方の半球で広がった感染が引き続き季節が変わると同時にもう一方の半球に勢力を伸ばし、
更に第二波として大流行する可能が強いのです。
90年前に膨大な死者を出したスペイン風邪においても、この第二派による被害が最も深刻だったといいます。
流行が収まるためにはそのウイルスに感染することにより免疫を得た人が増えるか、或いはワクチンが
十分生産されて世界中に行き渡るなどでやっと沈静に向かうといえます。
私たちは、ウイルス感染をしないよう注意をすることも大切ですが、それ以上に
大流行となった場合にどう対処すべきか、どのように生活を維持すべきかしっかりと考え
十分な備えをしておく必要があります。
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